
家庭用で購入する場合は、あまり見かけませんが、車好きの方はタイヤのインチアップを考える方もいるでしょう。
ただ、インチアップするとタイヤの値段は高くなりますし、合わないサイズを取り付けると乗り心地も悪くなりかねません。
ですが、見た目も気にしたいところですよね。
日産ノートのインチアップを考えている方の参考になると幸いです。
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日産ノート16・17・18インチのどれがいい?ニスモのホイールはどう?
日産ノートは、グレードごとに標準タイヤが定められており、純正タイヤに特に走りにくさなどは感じられませんので、日常で使う分にはまったく問題ないと思われます。

出典:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/note/nismo.html
まずは、ノートe-powerを例に、日産ノートの純正のタイヤサイズを見ていきましょう。
・e-POWER Sグレード
→タイヤ:185/65タイヤ
→ホイール:15インチ5.5JJのスチールホイール
・e-POWER Xグレード
→タイヤ:185/70
→ホイール:14インチ5.5Jのスチールホイール
・e-POWER MEDALIST
→タイヤ:185/65タイヤ
→ホイール:15インチ5.5Jのアルミホイール
・e-POWER NISMO
→タイヤ:195/55サイズのスポーツタイヤ
→ホイール:16インチ6.5Jの専用デザインのアルミホイール
なお、メーカーオプションとしてノートe-POWER Xグレードには、ノートe-POWER MEDALISTに標準装備されているアルミホイールのを選択することもできるようになっています。
ちなみに、これらのものはノートにおける、至って標準的なサイズのものです。
e-POWERモデルに特別に用意されたわけではないので、ガソリン車も基本的には同じと考えて問題ないでしょう。
インチアップを考える場合には、NISMOが履いている16インチまで、また扁平率は50までを考えるのがベストな選択です。
それでも物足りない方は、17インチ、扁平率45まではなんとかノートの性能を保って走ることはできますが、それ以上は走り心地が悪くなってきます。
それ以上のインチアップはタイヤやホイルにダメージが強く、車体にも影響があるのでおすすめしません。
基本的には、標準装備されているタイヤとホイールで、性能的に十分です。
特に好んで、他のメーカーに付け替えたり、サイズアップしたりする必要性は感じられません。
ですが、NISMOに採用されている純正タイヤは、大きすぎて不格好に感じる面もあります。
デザインによるところもあると思われますが、若干オーバーサイズで、ホイールを横から見たときに、ディスクローターやドラムブレーキがかなり見えてしまう印象があります。
NISMOは日産では名の知れたスポーツモデルなので、スポーティーな印象にするたに施したものだと思われますが、NISMO以外のモデルとNISMOは車体自体は大きく変わりません。
ですので、実質は普通の乗用車に大きめのアルミホイールを履かせたという形になり、不格好さが感じられてしまうのかもしれません。
NISMOも、他のグレードの低燃費に優れたタイヤ装備で十分に感じます!
ただ見た目にこだわるのならば、うーんと首をかしげたくなる気持ちもわかります。
気になるようでしたら、購入時にディーラーさんに相談してみることをおすすめします。
また、スタッドレスタイヤは、185/70サイズのタイヤに、14インチのホイールが、コスト面からみても良いでしょう。
日産ノートのおすすめタイヤは?価格は?空気圧はどれくらい?

出典:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/note/nismo.html
タイヤを履き替えるのに、おすすめのタイヤがどれか気になりますよね。
いくつかおすすめのタイヤをご紹介いたします。
・ダンロップ LE MANS4 LM704
以前は比較的スポーティな印象でしたが、最近は快適さを重視したものに代わってきています。
柔らかい乗り心地と静粛性がよく、比較的どの車にも合うタイヤと言えます。
・ダンロップ エナセーブ PREMIUM
乗り心地が良い分、少しハンドリングが劣ります。
ですが、燃費向上を期待するのであれば、転がり抵抗係数が良いため向いていると言えるでしょう。
・ヨコハマ BluEarth-A AE50
低燃費タイヤとしては、上記2つよりも優れているでしょう。
ハンドリングにも定評があります。
左右非対称設計で外剛内柔であることで、ハンドリングが良い印象を受けるようです。
運動性能が良いですが、同様に快適性もありバランスの良いタイヤと言えます。
グリップが良すぎたりすると、純正から履き替えたときに違和感を感じる方もいるでしょう。
ノートは低燃費が売りの車であることもあり、低燃費性能い優れた、比較的当たり障りないタイヤが最も適していると言えます。
空気圧は、よくガソリンスタンドで測っている方を見かけますが、本来の空気圧を知るならば、静止してしばらくしてから計測するのが正しい測り方です。
走行直後は、空気圧が高くなってしまうので、正しい数値が図れない可能性があります。
ガソリンスタンドで測る際も、タイヤが冷めてから測ることをおすすめします。
頻度は1か月に一度くらいが適切と言われています。
1年に一度位の頻度になると、タイヤへのダメージが大きくなってしまうおそれがあるので注意が必要ですね。
にもかかわらず、空気圧を気にすることはあまり認知されておらず、JAFによると、高速道路のパンクの原因は高い確率で空気が入っていないことによるものとのことです。
また、ノートは一般的な乗用車なので、メーカーが指定している車両指定空気圧を基準とし、0~+20kPaの範囲内で調整・管理することが好ましいと言えます。
日産ノートのタイヤ交換の相場は?オートウェイがめちゃ安い!

出典:http://www.nissan.co.jp/SP/NOTE/e4WD/
ノートのタイヤ交換時、ディーラーさんを頼る方も少なくないですが、実はオートバックスなどの車屋さんの方が安く交換してくれます。
ディーラーさんい劣る面もあるかもしれませんが、基本は車に詳しい方たちなので、大きな心配はないでしょう。
予算はとしては、日産ノートの場合、ディーラーさんに頼むと10万円ほどでしたが、オートバックスに頼むと6万円ほどで見積もってもらうことができました。
いいタイヤを安く簡単に仕入れられると人気を集めているのが、オートウェイです。
日本最大級のタイヤとホイールの通販サイトです。
タイヤのことがよくわからない方でも、オートウェイ独自の視点でタイヤやホイールを評価しています。
レビュー評価を見ることができる点もよいでしょう。
ネットでは見にくい方はカタログを請求することもできます。
検索の仕方もとても簡単です。
メーカー選択でNISSANを選びます。
さらに、車種をノートと指定して、年式を入れると、純正が良いかインチアップがよいか選択することができます。
ラインナップもとても多いです。
何と言っても価格の安さが魅力ですね。
ものによっては、他社のネットショップに比べて5000円ほど安いものもありました。
セールの時期を狙うのもおすすめです。
また、スタッドレスタイヤなどは、少し早めに購入装着した方が安くできることもあるので、要チェックですね。
【まとめ】日産ノートでインチアップして安くタイヤ交換
インチアップすることのメリットは、正直に言うと見た目が良くなるという点のみです。
ですので、多少、乗り心地などは犠牲にせざるを得ないところがあるでしょう。
日産ノートによいタイヤはどれだろうと考えることも大切ですが、今履いているタイヤよりも次のタイヤが良いか悪いか、という視点も大切です。
例えば、今履いているタイヤで、ノートのグリップ力が足りないと感じるのであれば、グリップがより良いものを選択すべきです。
乗り心地とハンドリングはどうしても相反するところがありますが、ノートの走りの性能を活かしながら、見た目にも満足できる選択ができるとよいですね。