
愛車購入前には試乗は必須です。
人生で数えるほどしかない大きな買い物なので、皆さんネットでの情報収集、他社とのカタログ比較などあらゆる手を尽くすでしょう。
車は見るものではなく、自分の手足で運転するものです。
その分評価には、個々人の感じる感覚的な部分も大きく影響すると言えるのではないでしょうか。
見るだけで満足せず、必ず試乗することをおすすめします。
どのようなことに気を付けて試乗したらよいのでしょうか。
せっかくならば一度の試乗でよりたくさんの情報を得たいですよね。
Contents
試乗レポートで大絶賛!電気自動車ならではの加速力とレスポンス!
電気自動車デビューを考え日産ノートe-POWERに手を出す人も少なくないはずです。
走り全体に関して言えば、加速の心地良さや、電気自動車ならではのレスポンスの良さを持ちます。
電気自動車として今最も注目されているノートですが、競合他社のトヨタアクアや、ホンダフィットと比較しても、燃費は負けず劣らず、さらに最新の電気自動車としては安価と言えます。
是非、ガソリン車の購入を考えている方も、試乗では新型ノートの電気自動車の心地よさを一度は味わうべきです。
雪道を走る可能性がある方は、電気自動車ならではの坂道発進や4WDも体感してみてはいかがでしょうか。

出典:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/note.html?rstid=20140314rst000001001
アクセルペダルの踏み込みを強くすると加速し、踏み込みを弱くすると減速するという新型ノート。
つまり、アクセルペダルの踏み込み具合のみでスピードを調節することができるのです。
これはドライバーの理想に近い、加減速を実現します。
ガソリン車と電気自動車を乗り比べた人の中には、
「ガソリン車に乗ったあと電気自動車に乗ったら、自分の運転がうまくなったように感じた。アクセルペダルだけの加減速の反応がよく、自分が想像した通りに車を動かせているという感覚があった。」
という声もあります。
お馴染みの日産の真冬の試乗会。
長野県蓼科の女神湖で行われます。
つまり、凍った湖の上で行われるのです。
2017年、2018年共にe-POWERは乗るものを驚かすグリップを披露しました。
走り始めのスリップや減速時の滑りも驚くほどよく、氷上を滑っているとは思えない走りに、電気自動車のすごさを体感した方も多かったようです。
甘口から辛口まで。気になる口コミを紹介!
実際に試乗経験がある方の感想を見てみると、同じことに関しても個人で感じ方に差があることがわかります。
経験者が気になった点も頭に入れて試乗することで気付けることも多くなるかもしれませんね。
口コミにもサッと目を通すことで、試乗時に得られる情報はグンと多くなるはずです。
「これだけ広ければミニバンじゃなくてもなんとかなりそう。」
「コンパクトカーとは思えないくらい運転席の空間に余裕があった。」
→2009年の初代ノートのときから、コンパクトカーでありながら、車内の空間を大きくとっており、最新型でもそれは健在です。
トヨタのアクアを初め、競合他社と比べても、車内空間は余裕があります。
「自分の思いのままに動く車!」
「加速があまりにスムーズで驚いた。慣れるまで大変そう。」
→加速の良さは、電気自動車ならではの利点と言えるのですが、ガソリン車に長い間馴染んできた人にとっては違和感を覚えるポイントでもあるようです。
慣れれば強い味方になるはずですよ!
「エンジン音がほとんど聞こえない。静かすぎてびっくり!」
「電気モーター音かな?キューンという音が若干気になる。」
→エンジン音は驚くほど静かなのですが、電気自動車であるがゆえにモーター音は多少あります。
うるさいというほどではないと思いますが、聞きなれない音なので気になる方もいるようです。
「メーター周りは少し安っぽい印象を受けた。」
「シートとメーターはかっこいいけれど、インパネのボタンのデザインが古っぽい。」
→プラスチック感が強く他の内装部分に比べると安っぽく見えるとの感想がありました。
ボタンはどちらかというと大きめの文字があしらわれていて、使いやすさはありますが、スタイリッシュさに欠ける印象があるようです。
「とにかくストレスゼロ。乗り心地も、音も心地よい。」
→乗り心地という意味では、競合に負けません。
乗り心地に関しては、マイナスイメージの評価はほぼゼロに近いです。
運転者、同乗者共にストレスを感じにくく、快適なカーライフを過ごせそうですね。
要チェック!試乗のポイントを抑えよう!
試乗なんて乗って帰ってくれば良いのでは、と簡単に考えている方もいると思いますが、せっかくの機会なので、「もしこれが自分の車だったら……」と想像を膨らまして、頭の中を整理していきましょう。

出典:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/note/performance.html
ちなみに、試乗は2人以上で行くとよりよいです。
ご家族それぞれでも感じ方は様々なので、複数の視点で見定めることができるはずです。
試乗時、確認すべきチェックポイントをまとめてみました。
運転席に座って確認すること
・アクセルとブレーキの踏み心地
→足が窮屈で踏みにくくないか。
・ハンドルの握りやすさ
→小さすぎ、大きすぎ、近すぎ、遠すぎなど位置の調整もしてみてください。
・メータの見やすさ
→ハンドルに隠れて見にくいなどないか。
・シートの座り心地
→腰が下がりすぎて座りにくいなどないか。
・オーディオの操作のしやすさ
→音楽をやラジオをかけられるのも車の空間の醍醐味。
操作のしやすさも確かめてみてください。
・バッグモニターの使いやすさ
→バックモニターの映像にはメーカーでクセがあるものもあります。
家の駐車場をイメージして、是非使ってみてください。
・ドリンクホルダーの位置
→長いドライブにドリンクのお供はつきものです。
ストレスのない位置になければ、アクセサリーの購入等考えてみるのもよいかもしれませんね。
助手席に座って確認すること
・揺れの様子
→乗る場所によって揺れの感じ方も変わります。
助手席は乗りやすい場所であってほしいですよね。
・運転席との位置関係
→シートベルトをして運転者さんとの距離や位置関係も少し気にしてみてください。
運転者を補助する役割を担うこともあるかもしれません。
・シートの座り心地と倒れ具合
→シートの座り心地と一緒に、倒して乗ることも想定するのであれば是非試してみてください。
倒したときには後部座席のスペースもチェックです。
・ドリンクホルダーの位置
→使いやすい位置にあるか。
後部座席に座って確認すること
・シートの座り心地と倒れ具合
→帰省等に使う場合は長時間後部座席に人が乗ることも考えられます。
トランクに荷物を入れているときには倒しにくくなることも頭に入れておくと良いかもしれません。
・足回りのスペース
→足が窮屈ではないか、荷物を少し置くくらいのスペースがあるか、チャイルドシートを取り付けたときはどうか、用途を考えてイメージしてみると良いです。
・ドリンクホルダーの位置
→使いやすい位置にあるかに加えて、数も十分にあるかチェックしてみてください。
・空調の位置
→クーラーの風の向きの調節をしてみて、使いやすいように操作してみると良いです。
・スピーカの位置
→前では大きく聞こえているのに、後ろでは聞こえにくいことはよくあります。
念のため確認してみて損はないです。
その他全体的に確認すること
・内装の質感など
→触った時の質感がイメージと違うこともあります。
また、手垢が付きやすい部分などは水拭きでさっと掃除できるような素材がよいですよね。
・乗り降りのしやすさ
→すべての座席に言えることですが、特に運転席は乗り降りしやすい方がよいですよね。
また、子どもが乗る可能性があるならば、1人で乗れる高さかどうかなども考えてみるとよいでしょう。
・荷物の容量
→ノートは内部の空間は広く作られているのですが、実は荷物を入れるスペースは小さめです。
ベビーカーが入る大きさかなど、念のため確認しておくと良いでしょう。
・運転時の音
→運転しているときのエンジン音が気になることもあります。
空調のファンの音が気になるということもまれにあるようです。
試乗のときにチェックすべき必須ポイントのまとめ
試乗レポートや口コミのような他者の評価についても目を通しておくと、1人では気付けなかったポイントにも気付くことができるはずです。
ただし、最終的には自分の感覚が一番!
一度試乗しても決められないという方は雨の日や夜など、天気や時間帯を変えて何度か走ってみてもよいかもしれません。
試乗は何度でもできます。
是非積極的に試乗してみてください!